もくもくろぐ

技術力

丼丸ともくもく

この記事は、 丼丸 Advent Calendar 2014 - Adventar の1日目の記事です。

丼丸ともくもく

丼丸の存在を知ったのは今年の3月末、社会人をはじめるにあたって引っ越してきた後だった。 新しい街、初めての店には入りにくいしお金もない。カップ麺とオリジン弁当の日々にアクセントを加えてくれたのがこの丼丸だった。

海鮮丼525円。(まだ消費税が5%の時分であった。ちなみに8%になった現在も店先にはこの表記がしてある。)学生時代に寿司といえば数えるほどしか食べなかったしこれは食生活に革命が起きるのではと思い、入った。
…というのは若干嘘である。そう、丼丸には見覚えがあった。でなければ初めての激安海鮮丼屋にぼくが入るはずがない。

学生時代だった。あれは大学4年のときだったか、その辺は学年も記憶も曖昧でよく覚えてはいないが、株式会社ウサギィ( http://usagee.co.jp ) へ行った時のことだ。 現在は移転してしまったが、当時は海鮮丼が食べられるということで人気があったようだ(会社は今も人気がある)。 とにかくウサギィ社で海鮮丼をいただいたのだが、その時の海鮮丼が丼丸だったのだ。

かつて知らず知らずのうちに出会っていたもくもくと丼丸。 時を経て、場所を変え、再び出会ってしまった。

寮生活と丼丸

新入社員寮で生活を送っている。当然同期も多く、最初の方は皆同じような時間に退社するので夕飯処についての意見交換がされることになる。 私はもちろん丼丸をおすすめした。同じように丼丸に心を奪われる者が現れ、それはそのうち丼丸部となった。人数にして10人弱である。

毎月10,20,30日は「丼丸の日」といい、消費税分がサービスされるという嬉しい日になっている。 その日に合わせて皆で買いに行くということをした。 翌日は「昨日は何を食べて、どのような感想を持ったか」というフィードバックを行い、各自が次に食べるべき丼を思案した。 丼丸には恐ろしい中毒性があるらしく、丼丸の日でなくとも部員は足繁く通い、なんでもない日でも5人程度が店先でばったり出会うということもしばしばあった。

休みの日には一号店(押上にある)へ出かけたり、丼丸の情報を集めたアプリを製作し始めたりと下手すると社内のほかの部活よりも活動しているとすら思われた。 もちろん正式な部として申請するつもりはなく、社員寮の内輪でやっていくつもりである。

もくもくと丼丸

出先で丼丸を見かけると行きたくなるようになってしまった。   今までには清澄白河店、森下店、押上店、新高円寺店、新橋店、京都店あたりに行った。他にも行ったかもしれないが覚えていない。 わざわざ京都に行ったのに丼丸を買ってホテルで食べたときは泣きたくなったが、炙りサーモンがおいしかった。

最近は使命感にかられて部員で丼制覇をしようとしていた。 特に食べたくないのに半ば強制的に食べていた反動か、ここ一ヶ月ほどは足が遠のいている(他の部員もそうらしい)。 丼丸が近くにあるうちは無理をしない範囲で食べていきたい。 遠出したときはそこのおいしいものを食べてから丼丸に行ったりしたい。 (正直なところ、店により盛り付けやネタが異なるのでどの店に行っても味が異なるので遠征も悪くない。)

おすすめ丼

せっかくなので、個人的におすすめの丼でも紹介する。

魚河岸丼

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丼丸初期によく食べていたのはこれだ。 基本のネギトロマグロイカをおさえつつ、ちょっと高級なウニイクラもいただける。このお得感が値段と相まってよろしい。

あられ丼

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普通の丼はネタが大きく、なんとなく食べづらいと感じる時もあるのでそういうときはあられ丼を食べる。 ちらし寿司を食べているような、懐かしいようでいて懐かしくない(当たり前だ)丼だ。とびっこやカニが入っていて食感的にも楽しく、飽きずに食べられる。

とろとろ丼

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こう丼丸を食べ続けていると、基本ネタであるマグロイカネギトロサーモンが一番よいという結論にたどり着く。それでは丼丸丼ではと思うが、それは誰かが語ると思うのでやめておく。

おわり

以上です。明日は ナカキムラ(@CdGKj96)さんです。